メディアの影響力
え~っと 唐突ですが
わたくし 大きな意味でエコに関する仕事してます
具体的にいうとエコ家電、エコカーにかかわってます
んで仕事しながらふと思うことが…
世の中エコブームで
TVのCMでは 毎日のように エコカーや
省エネ という言葉をききますよね
今やエコカーの代名詞みたいになった
プリウスも毎日必ず数台はみかけます
エコカーの購入については
補助金もあってか いまかわなきゃ!や
ガソリン代が安いといった
自分の事(お金)もあるけど
地球の未来を考えました
みたいな感じでみんな買ってる感じするんだけど
よ~く 考えてみると
ほんとにエコなの?って気がする
古い車は 燃費悪くて 地球にやさしくない
だから燃費のいい新しい車を買いましょう!
って
(こう聞こえるのは俺だけか?)
なんかおかしくない?
石油製品を消費する事で生活してるから
本当のエコは歩く事だ
車なんて いらない!
なんて事は言いませんが
新しい車作るのに どんだけ資源使ってる?
ハイブリッドカーに大量使用されてるレアアースは?
古い車を処分するのにかかる費用は?
TVにしても同じ
地デジ化はわからんでもないけど
便乗して省エネを謳った薄型TVを売ってない?
まだ使えるTVはどうなるの?
エコ製品に携わってると
本当にこれはエコなのか?
って疑問に思うこと多いです
なんでこんなこと書いたかというと
情報を発信してるメディアって
情報を受ける側(私たち一般人)の事ではなくて
情報を発信したい側(いわゆるスポンサー企業ですな)
を一番に考えてない?
エコだなんだとまくしたてて
本質には触れてない
って思うことが多々あったからです。
メディアもお金儲けの為にやってるから当たり前かもしれんけど…
去年の話だが
プリウスを購入したいという知人がいて
実際の燃費はいくらぐらい と聞いてきた
先代のユーザーに聞いてみると
20km/Lとのこと
ん?カタログって30km/L超えてたよね?
んじゃ現行型は?
って調べると やっぱり20km/Lくらい
カタログとあまりに差がありすぎて結構クレームあったみたいですな
んでちょっと計算
一年間に1万キロ走るとして
一年間のガソリン代は
10000/20=500L×130円=65000円
仮にプリウスと同じクラスのガソリン車の
燃費が10km/Lだとすると
年間で65000円の差ですよね
よく ハイブリッドカーは値段が高いけど
燃費がいいからペイできると聞きますが
この計算では 仮に普通の車と比べ65万の差があった場合
10年のらないと元が取れないって話になりますね
まぁのど元過ぎれば熱さ忘れるじゃないけど
買った時に支払ったお金より、月々のガソリン代が
少ない方がなんとなくお買い得感が継続する感じが
するので いい買い物をした ってなりそうですね
そんなことより プリウスが好きだ!
って方もいるだろうから
いいも悪いもいいませんが
知人は最終的にプリウスは買いませんでした。
実燃費にがっかりしたのが大きかったようです
この燃費にしても(自動車の実走行インプレが載ってる)雑誌やカタログと
ネットの口コミや実際のユーザーの言ってることが
かけ離れてたりするわけで
メディアの影響力って怖いなって思いました。
釣り具業界に目を向けても
ベイトフィネスや 山ガールに続けと 釣ガール なんて
ブームを起こそうとしているみたいですが
本当にそれでいいんか?
って思っちゃいます
ま、こんなこと言ってるおいらも
メディアにすぐ踊らされちゃうんですが
いいかげん いい歳なんで
そろそろ本物&本質を見抜く力をつけないといけないかなと
思った アラフォーの夜でした
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